「木」を大切にする国内シェアNo.１の家具メーカー【カリモク】

 

国産家具メーカの中でダントツの人気を誇っているのが「カリモク」。

今回は人々に愛される家具メーカー「カリモク」についてご紹介します。

 

1.カリモクとは

７０年間で築き上げてきたカリモクの歴史

１９４０年に愛知県刈谷市で創業された木工所がカリモクのルーツです。高度な技術を必要とするミシンのテーブル部分などを手がけながら木工所を大きくし、輸入家具の木製部を手掛けるようになります。

１９６２年に自社製品として国産家具の生産を開始し、１９６４年に「カリモク家具販売株式会社」を設立したわけです。現在では全国に取扱店が複数存在し、２１のショールームも設けているほど成長しています。

 

 

カリモクの特徴は「徹底的にこだわる」姿勢

カリモクの大きな特徴の一つとして、「徹底された素材へのこだわり」というのがあります。

木材へのこだわりから生まれる徹底した管理と加工技術

”１００歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい”という合言葉のもと、カリモクの家具に使用する木材は全て森林、加工、製造まで徹底的に管理されています。

森林の管理とはどういうことかというと、「森林認証」という適切に管理されている森林にのみに与えられる認証マークがあり、この認証を受けた森林から切りだされた木のみを使用しているということなのです。

また、木材の水分量調整や加工技術も研究しつくされているので、木材に亀裂が入らないように独自工程で丁寧に加工されており、木材の品質が保たれているわけです。

 

 

素材本来の味を活かす革へのこだわり

カリモクがこだわる素材は”木”だけではありません。

カリモクはソファやチェアなどに使われる本皮にもこだわり、革本来の味を活かすために天然の傷を”ナチュラルマーク”と呼び、なるべくそのままの姿で製品に出来るように加工しています。

伸縮性やぬくもりなど、革の持つ素肌の魅力こそが座り心地の良さにつながっているのです。

 

 

2.カリモクの人気家具

ここではカリモクの中でも特に人気の家具を紹介したいと思います。

座り心地研究会が生み出すカリモクのソファ

カリモクには”座り心地研究”という人間工学に基づいた快適さを研究し、製品開発に携わっている部門があります。

カリモクのチェアやソファにはモールドウレタンという高反発素材を使用しており、そのウレタンを加工することによって理想の座り心地を実現しているわけです。

ウレタンの加工タイプは「ニューモールドフレックス」と「モールドウェーブ」の２種類。

「ニューモールドフレックス」

骨格に合わせて大きさや形状・深さの違う穴を４１個配置されており、体圧の偏りがないので長時間座っていても疲れにくいのが特徴。

 

「モールドウェーブ」

二種類の硬度の違うモールドを波状に組み合わせてあり、しっかりした座り心地が特徴。

 

 

ソファの人気モデル

ZT73モデル

ニューモールドフレックスを採用しているモダンテイストなソファです。カリモクのソファの中でも最も人気で、価格は３人掛けで45万円ほど。

 

ZU46モデル

スタイリッシュなタイプのニューモールドフレックスを採用したソファです。価格は3人掛けで47万円ほど。

 

WU45モデル

硬さの違うウレタンを３重に重ねて作られたゆったり横にもなれるタイプのモデルです。3人掛けで33万円ほど。

 

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カリモクのベッド

カリモクのベッドは理想の寝姿勢を実現するためにマットレスだけでなくウッドスプリング(ベッドの板バネ)の自然なしなりを利用した「ダブルクッション構造」という構造になっています。

ベッドの人気モデル

NU49モデル

フットボードが高く、薄型マットレスもずれにくい一番人気のモデルです。価格はセミダブルのフレームのみで200,000円ほど。

 

NU73モデル

ボリューム感あふれるフレームと傾斜がついていてもたれやすいヘッドボードが魅力的なモデルです。価格はセミダブルで２０万円ほど。

 

NU36モデル

コンパクトな宮付きで、スッキリとしたデザインなので２台並べてもキレイにまとまるモデル。価格はセミダブルで２２万円ほど。

 

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カリモクの食器棚

「キチット」シリーズ

真っ白で清潔感があり、散らかりがちなキッチン周りをキチっと片付けてくれるのが、この「キチット」シリーズ。

スペースや必要な機能に合わせて天板やワゴン、食器棚本体の上棚や下棚を組み合わせを選べるのが特徴です。上記写真のセットで約５０万円ほど。

 

EA83モデル

スッキリとしたデザインで、ウォータースチームオーブンレンジにも対応しているEA83シリーズ。

引き出しが「オートクローザー」と「ダンパー」という静かにゆっくり閉まるレールを採用しているのがポイントです。上記写真のタイプで１８万円ほど。

 

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3.カリモクのブランド

カリモクには「カリモク家具」以外に「domani」、「カリモク６０」、「KITONO」、「KARIMOKU NEW STANDARD」というコンセプトの異なるブランドが４つあります。それぞれ紹介していきたいと思います。

domani(ドマーニ)

”時を超えて受け継がれる、誇り高きブランド”というコンセプトのもと、高級感あふれるデザイン性の高い家具を富裕層向けに販売しているブランドです。価格帯は２人がけのソファが４０～８０万円ほど。

domaniの中でもコレクションが６つに分かれ、それぞれが１８世紀の中葉、フランスのブルボン王朝で使用されていたロココ調など、あらゆる時代の家具をテーマにデザインさており、コンセプト通りの普遍的かつ現代のスタイルにも合った家具が取り揃っています。

 

domaniの６つのコレクション

Morganton

アメリカンコンテンポラリーをテーマに最新のスタイルを取り入れつつ、ゴージャスなディテールを基調としたコレクション。

 

FÓrza

FÓrzaもアメリカンコンテンポラリースタイルで、シルエットにこだわったちょっと上品で品格のあるコレクション。

 

AUBE

AUBEもアメリカンコンテンポラリースタイルで、気品の中に大胆さがあるコレクション。

 

QUEEENS LIFE

１８世紀から１９世紀にかけて欧米の家具作りに大きな影響を与えた当時のイギリスの家具を基調とした、ブリティッシュトラディショナルスタイルのコレクションです。繊細で深みがあり、使う人を癒やしてくれるようなデザインが特徴。

 

Louis XV

フランスの王族や貴族に愛されたロココスタイルを基調としたコレクションです。細かい装飾や曲線美にこだわった華やかな雰囲気が特徴。

 

Excel-Life

現代の上質な生活スタイルに基づくインターナショナルモダンを基調としたコレクションです。シンプルで洗練されたデザインの中にもしっかりと上品さが表現されているのが特徴。

 

domani公式サイト：http://www.domani.jp

domaniの買取実績一覧

 

 

カリモク６０

”今日より明日、もっと好きになる家具を”をコンセプトに、１９６０年代に当時カリモクが生産していた家具を復刻・販売しているブランドで、何年経っても普遍的価値のある素朴で魅力的な家具たちに多くの人が魅了されています。

 

有名すぎるソファ、「Kチェア」

発売から全く衰えることを知らない人気商品のKチェア。家具にこだわりを持っているなら一度は憧れると言われるソファで、座面と背もたれの絶妙な角度が創りだす座り心地の良さはもちろんのこと、自宅にKソファがあるだけで一気にオシャレな雰囲気になると評判です。

色や素材がちがう全７種類の張地があり、価格は張地によって７万円～１８万円です。一番人気はスタンダードブラック。

カリモク６０公式サイト：http://www.karimoku60.com

カリモク６０の買取実績一覧

 

 

KITONO

国内に６店舗と、海外に２店舗ショップがある”暮らしをメイクする”をコンセプトに木との暮らしが楽しめる家具の販売を行っているブランド。

２０１５年に出来たばかりで、シンプルでナチュラルなインテリアが人気になってきていることを考慮したブランディングなのではないかと思います。

ユーザーの「自分らしい家具がほしい」というニーズにも応えて、ソファやテーブルの張地や木の色を自分自身で選べるようになっています。価格帯は２人掛けのソファで１０万円ほど。

 

 

KARIMOKU NEW STANDARD

2009年にスタートしたブランドです。国内外の若手デザイナーを集め、シンプルなのに革新的でモダンな家具を生み出しています。

カリモクが創業から70年間で養ってきた木への知識と愛が詰まったブランドで、材料は国内の木の中でも、今まで紙パルプになるなど、木本来の姿で活用されてこなかった広葉樹林を中心に使用しています。

 

 

4.カリモクの魅力まとめ

カリモクは「家具を長く大切に使ってもらいたい」という想いから、高品質で使いやすい家具を生み出し続けています。木のこと、家具のこと、使う人のことを考えぬき、知り尽くしいることが家具はもちろん、企業として「カリモク」が長く愛される秘訣なのでしょう。

 

カリモクはぜひ一度使ってみてほしい家具メーカーの一つです。

当社は、より多くの方が家具を自由に売ったり買ったりすることで、運命の家具と出会うお手伝いをしております。

 

カリモクの中古家具買取実績一覧

中古ソファの買取実績一覧

カリモク公式サイト：http://www.karimoku.co.jp

カリモクのショールーム情報